スポンサーリンク

【GIGAスクール】デバイスが変わると大変

cloud_serviceEducation

【GIGAスクール】デバイスが変わると大変
一人一台の導入が義務教育を中心に進んでいます。
私の所属は高校ですが、まだ進んでいるとは言えませんが、一応全校生徒の1/9分のiPadが生徒貸出用として配備してあります。

極普通の使い方なら問題はない

生徒貸出用ということは、完全に共用デバイスということになります。
昨日使ったタブレットと、今日使うタブレットは別だったりします。
調べ学習や、何かの活動を動画に撮ってレビューするぐらいであれば、内容としてはその1時間で完結するので問題はありません。
調べた内容をスライド作成アプリなどでまとめて発表となると、その1時間では完結しないため、自分が使ったタブレットの管理番号を覚えておいて、次回も同じタブレットを利用する必要があります。
何十台もある端末から自分の端末を探すのって、結構それだけで時間がかかってしまいます。

データはクラウドサービスを使ってみる

ならばということで、生徒一人ひとりに付与してあるGoogleのアカウントを利用してデータはクラウドで管理をしてみます。
つまり、貸出用タブレットに個人アカウントで毎回ログインしてスライドを作成したり、撮影した写真などを保存する形です。
もちろん利用後は毎回ログアウトする必要があります。
これによって、毎回同じタブレットを選ばなくても前回の続きを作成することができます。
間に合わなければ、自身のスマホや自宅の端末で続きを進めてくることもできます。

クラウド利用にも落とし穴

実際に授業で活用していたら落とし穴を発見しました。
ログイン時に毎回「本人確認」が求められ、登録した電話番号に確認コードが届き、それを入力しないとログインできないわけです。
様子を見ていると、「本人確認」を求められず普通に利用できている生徒もいます。
どうやらこれはGoogleのアカウントに関しては、新しい端末でログインしようとするとこの「本人確認」が求められるということのようです。
一度「本人確認」をしてしまえば、その後は再度ログインしても確認コードは必要ないようです。
つまり、「本人確認」を求められていない生徒は、たまたま以前利用したタブレットにあたったのだと思われます。
本人のスマホを番号登録させてしまって、貸出用タブレットを利用する時はスマホを携帯させれば良いわけです。
ちょっと厄介です。

まとめ

学校内でのスマホの管理は、学校の指導なんですよね。
私の所属では校地内は電源を切ってロッカーなどで管理しなさいという指導を行っています。
が、教師の支持がある場合は利用を許可しています。
となると、ちょっとした調べ学習レベルであれば本人のスマホを使わせれば十分なケースがあります。
そうなると、通信量の自己負担の問題が出てきます。
少し話が広がってしまいました。
この「本人確認」のシステムはGoogleのサービスに関してではありますが、他のサービスでも同様ではないでしょうか。
でも、個人で使っていて確認コードが必要だったことが記憶にありません。
G suite for Educationに限ったことなんでしょうか。
もう少し、検証が必要です。
いずれにしろ、生徒一人ひとりが自身専用の端末を持って歩ける方が色々な面で楽なように感じます。
学校で整備した端末を共有するのではなく、在籍期間中は「貸与」するように全校生徒分整備したほうが良いように思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました