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【GIGAスクール】アップデート問題はどうするの?

tablet_gadgetEducation

新年早々、ネット上でこんな記事を発見しました。

Surface Go 2およびSurface Pro 7をすべての山口県立高等学校と中等教育学校に導入
日本マイクロソフトは、山口県教育委員会が、2万5500台の「Surface Go 2」と「Surface Pro 7」とMicrosoft 365ライセンスを、山口県の全ての県立高等学校および中等教育学校に展開すると発表した。

山口県立高校と中等教育学校に、マイクロソフトと提携して生徒用にSurface Go 2、教員用にSurface Pro 7を年度内に導入するというものです。
やるじゃん、山口県。

GIGAスクールに求められるデバイス

このブログで何度か取り上げているネタです。
日々、授業を行っていて思うのですが、生徒にはキーボードのついたディレクトリ構造の理解が必要なデバイスを日常的に利用させたいと思っています。
タブレットの手軽さは、生徒がスマホで慣れた操作感から指導する教員側の負担が少ないという利点があります。
その一方で、作成されたレポートなどの成果物を提出する際に、生徒自信の力では取り出して提出できない現状があります。
ディレクトリ構造が分かっていないので、作成したファイルがどこにあるか分かっていないわけです。
GIGAスクールで求められる姿は、生徒たちが自由にファイルを作成して、それを自分の力で管理する姿という面もあると思います。
そうなってくると、山口県の選択は資金が許すのであれば大正解ではないでしょうか。
Surface Go 2はタブレット的な活用も可能で、なおかつキーボードもついている「2in1」のデバイスの筆頭です。
世の中のレビューで、処理速度の難点が聞こえてきます。
しかし、学校で生徒が学習で使う分には、十分なスペックだと思います。

アップデートとかの対応は

その一方で気になるのが、デバイスの管理です。
おそらく貸与の形式であろうと思いますが、高校生といえど色々やってくれます。
故障時の費用負担や保証などはどうするのでしょうか。
ある会社では、生徒個人向けに保証を展開している物もあります。
ですが、一人の生徒が3年間使ったら、次に入学してくる別の生徒が使い続けますよね。
この辺りが気になるところです。
それと、アップデート。
貸与のデバイスにつきまとうアップデート問題。
先日、視察にお邪魔したある高校では、WindowsタブレットPCを500数台整備していました。
それを、5名の担当者が整備して回っているそうです。
その担当者の中には、実習助手やICT専属の職員もおり、それでなんとか回しているとのことでした。
この辺りの保守点検の方法も気になるところです。

まとめ

それぞれの自治体、それぞれの学校でGIGAスクールに向けた舵取りが始まっています。
今回のSurfaceのようなWindowsにしても、iPadのようなタブレットにしてもアップデート問題って考えておかなくてはいけないと思います。
私の勤務校にも何十台とiPadが用意されてきました。
このiOSのアップデートも意外に頻繁なんですよね。
Windowsに至っては、一回一回のアップデートのデータ容量がかなり大きい場合が多くなっています。
そういった面から、個人的にはChromebook推進派です。
教員にもSurface Pro 7が配布されているのは大変魅力です。
教員用にしても生徒用にしても、このアップデート問題をどうするのか。
GIGAスクールで一人一台端末になって、絶対に付きまとうこの問題の解決策を検討していきたいところです。

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