スポンサーリンク

【Monaca】Monacaで学ぶはじめてのプログラミング

monaca_educationEducation

世の中、たくさんのプログラミング学習教材が登場しています。
今回は、アシアル研究所から出ている「MonacavEducation」を紹介します。
スマホアプリ作成を目標にしており、制作物が明確でオススメです。

教材の概要

「Monaca」は、東京のIT会社、アシアル株式会社の教育分野の研究開発機関として設立された「アシアル情報教育研究所」からリリースされています。
ブラウザ完結型の教材となっています。
一つのウインドウで、エディタ、コンソール、デバッガーが展開します。
なにより面白いのは、スマホのアプリでデバッガーが用意されているところです。
monaca_set
通常のMonacaと、教育機関向けのMonaca Educationが用意されています。
前者は企業等の研修向け、後者は高校や大学などをターゲットにしているようです。

目標はスマホアプリを作る

debagger
スマホ用のデバッガーが用意されていることから分かる様に、JavaScriptを使ってスマホアプリを作るのが目的となります。
前述のスマホ用デバッガーで終わることなく、開発した物をモバイル(スマホ)アプリとして完成させることもできます。
全国の高校や大学などでは、既にそこまでの取り組み事例もあるようで、公式ホームページで紹介されています。

テキストが用意されている

monaca_book
「Monacaで学ぶはじめてのプログラミング ~モバイルアプリ入門編〜 」というテキストが用意されています。
授業する側にとって、ペーパーベースの媒体があるのは安心感があります。
授業を進めていくに当たっても、進捗状況が確認でき、あとどれくらいで到達できるのか、目処を立てることができます。
これは、授業者にとっても生徒にとってもメリットがあると思います。
税抜き3,000円で用意されているのは、一般的な書籍にくらべて「ちょっと高い?」という印象になりそうですが、大変割安感のあるメリットがあります。

半年間のチケット付き

料金プランは次の通りです。
monaca_price
とりあえず触ってみようならフリープランがありますが、正直これだけならブラウザとエディタを用意すれば済んでしまいます。
どうせ扱うなら、年間で予算を取りたいところです。
が、この予算がなかなか難しい時があります。
そこで、生徒に1冊ずつ書籍を買わせてしまいます。
すると、6ヶ月間のアクティベーション・コードが付いてきます。
これは有難い!
先ほど、「ちょっと高い?」なんて話をしましたが、テキストに開発環境が付いて3,000円です。
書籍購入なら、他教科でも行われていることが多いため、ハードルは低いのではないでしょうか。
痒い所に手が届く状態です。
正直、情報Ⅰで年間通してプログラミングをするかと言うと、他にも教えなくてはならないことがたくさんあり、現実的ではありません。
6ヶ月も使えれば、十分ではないでしょうか。
アカウント発行については、様々な方法があるようですが、アシアルの方でサポートもしてくれます。

研修会も多数開催されている

ほぼ毎週のように、教員向け研修会が行われています。
ライブで行われることもあるようですが、私はWeb開催のものをいくつか受講しました。
Monacaの使い方から、各地での実戦事例報告まで多岐に渡ります。
高校の情報教科担当は、一人職であることが多いこともあり、自身のスキルアップや教材研究の場として大変有意義なものです。

まとめ

以前このブログでも、授業で使えそうなプログラミング教材3選ということで紹介しました。

【プログラミング教材】授業で使えそうな3選!
授業で使えそうなプログラミング教材を3つ選んでみました。それぞれに特徴があります。

プラットフォームが用意されていて、テキストが用意できて、手元のスマホで動かせる。
なかなか素晴らしい教材だと思い、紹介しました。

実は、私がプログラミング学習教材を探している時に最初に手をつけてみたのが、「Monaca」でした。
その時は「Monaca」と「Monaca Education」の違いがわかっておらず、重複してアカウントを作ってしまいました。
すると、これ内部的には別物なので、一瞬制作物が消えてしまったかと勘違いしたことがあります。
ちょっと注意が必要です。
よく見ろよってことですが・・・
事例集のスクラップとして「あんこエデュケーション」が用意されています。
さらに、和歌山県では全県採用で指導案等を公表しています。
大変素晴らしい取り組みです。
各地の取り組みを参考にできるのも、教材としての魅力だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました