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【プログラミング教育】定期テストでの出題方法を考える

Education

年度末が見えてきたところで、今度は1年生「社会と情報」の授業で少しだけプログラミングを扱いました。
生徒たちは四苦八苦しながら、以前紹介した内容をクリアしていきました。

【JavaScript】おみくじアプリの教材
これまでの学習を教材化していきます①。今回は「条件分岐」です。

今回のテーマは条件分岐

コーディング知識を問うような問題は適さないと考えています。
最終目的を共通テスト「情報」に持っていくつもりはありませんが、意識する必要はあると思っています。
となると、知識より考え方を問う問題を出題すべきかと考えます。
branch
今回の授業では、上図のような条件分岐を中心に扱いました。
となれば、ここが出題のポイントにしておくべきでしょう。
特に「今は」教科書の範囲ではありません。
お手製のテキストと授業動画の内容を理解したのかどうかをテストするわけです。

そのまま出題しても思考力は測れない

これ、今まででもそうなのですが、授業でやった内容をそのまま出題しても思考力の判定はできないです。
新学習指導要領で言う所の「知識・理解」はOKです。
「思考・判断・表現」については、そのままではNGであることが多いと思います。
となれば、プログラミングではシチュエーションを変えてプログラムで表現する作題テクニックが必要となるのではないでしょうか。
今回授業では「おみくじ」で条件分岐を考えました。
今回はここを変更して出題しようと思っています。

まとめ

共通テストについて言えば、今年度試作問題が公表されました。
まだきちんと解いていないので何とも言えませんが、さらっと見た感じだとプログラミングの範囲については、現在の「情報処理関係基礎」の流れがあるように感じます。
となれば、過去問を洗うのならそれですかね。
今回は授業で扱った内容のテストであるため、共通テストとダイレクトに繋げるつもりはありません。
ハードルを上げて、「思考・判断・表現」を問えるような作問をしてみようと思います。

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