iPadを利用して授業する時に便利な組み合わせはプロジェクタ+AppleTVのセットです。
これにより、ケーブルレスで投影できるため、どこからでもiPad内の写真、映像、音声を提示することができます。
普通の回線ならば。
そう、ここがポイントなんですよね。
特殊設定が必要だと途端に難しくなる
普通の家庭用回線であれば、難しい設定無しでiPadで表示しているものをミラーリングする「Air Play」が簡単に活用できます。
同一の回線上にAppleTVもiPadも乗っているというのが条件なんでしょうか。
プロキシの設定があったり、WifiにMACアドレスの設定が必要だったりすると途端に難易度が上がります。
例えば、プロキシ設定が必要な回線の場合、AppleTV単体でポートを開けることができないようです。
母艦になるMacを持ってきて、Apple Configlator 2などを経由して設定していく必要があります。
この設定はかなり厄介です。
一度慣れてしまえば大したことはないのですが、かなり戸惑うことになります。
それから、Wifiのセキュリティが頑丈で、MACアドレスを登録しなくてははじいてしまうタイプのアクセスポイントだと更に厄介です。
AppleTVをアクティベーションするために接続するWifiからはじかれてしまい、アクティベーションできない事態になったりします。
最後に頼りになるのは有線
まず、AppleTV自体を有線LANで接続してしまった方が、安定した通信が保てるようです。
ちょっと本末転倒感がありますが、確実に通信を行いたい場合は有線にしてしまった方がよさそうです。
もちろん、Wifiのアクセスポイントが問題なければいいのですが、ちょっとよくわからない動作をする時があります。
なんとかならないもんでしょうか。
iPadをミラーリングするのも、結局AppleTVに依存する形です。
AppleTVが動作不安定だと、やはりスムーズにミラーリングしてくれません。
私の場合、例えばYoutubeを再生した時にAppleTVへAirPlayをするとグルグル回ってしまって再生されなくなる現象が多々起こります。
こうなったら、Digital AVアダプタをかませて有線HDMIで接続です。
Lightningケーブルの類は、純正品の方がいいです。
これでAppleTVを経由する必要がなく、直接プロジェクタ等に接続できます。
なんとも、時代を戻る形ではありますが、まぁよしとしましょう。
まとめ
本当はもっと便利に、もっとスムーズにAppleTVを活用する技があると思います。
しかし、どうもセキュリティを始めとする回線の都合でうまく機能できないケースがあります。
やや強引な方法ですが、最終的に有線に頼ることでなんとか回避しました。
そこまで特殊な方法をとることなく、簡単に出来ればいいんですけどね。
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