以前、生徒向けのデバイスについて以下のような記事を書きました。
私の勤務校では教員向けにPCを配布しています。
主に、教材開発やテスト作成、授業等での利用です。
年度末になり、アップデートを行うことにしました。
本来なら自動でアップデートされるはずだが
Windowsにしても、iPadOSにしてもMacOSにしても本来であれば、バックグラウンドでアップデートが行われます。
家庭で普通に使う分には、自動アップデートの設定を解除しない限り気にするほどではない場合が多いです。
私の所属で配布しているPCも、例にもれず自動アップデートの設定になっています。
定期的にシャットダウンをしてくれてさえいれば、更新がかかっているはずです。
が、どうも回線の設定からダウンロード制限がかかっており、結局手動でなければアップデートがかかりません。
しかも、最近のWIndowsのアップデートは、ダウンロードファイルが大きくなっており、かなり長い時間PCを開きっぱなしにしていないと完了しません。
回線の整備に依存する
ダウンロードファイルが大きくなっているということは、回線速度が重要になってきます。
自宅でPCを使っていても、回線速度が遅いと十分にアップデートが終わらないことがあります。
学校現場では1台や2台ではありません。
となると、GIGAスクール構想にある各学校1Gbpsの整備で果たして十分なのでしょうか。
Windowsのアップデートで起こる問題は、iPadOSやMacOSでも同様です。
特にiPadを複数台導入すると、このアップデート問題が発生します。
正直、モノがあるだけではダメなんですよね。
きちんとした回線整備が必須となってきます。
まとめ
今月はパソコン屋さんになっています。
ここ数日は、PC室に常時5〜6台のPCを並べてアップデートを実行しています。
しかも未だに数台Windows7機があったので、Windows10への大型アップデート作業も同時進行です。
学校の経営予算的に、どんどん新しいものを入れるって難しいのです。
正直、これって教員の仕事なんですかねぇ。
これだけを専門に担当として行うのならいいのですが、もちろんそれ以外にクラスや部活、校内の業務があります。
正直厳しいんですよね。
業務多忙化解消のためのICT導入が、一部教員の業務を多忙化させています。
この辺りへ国の政策としてどのように考えているのか、今後の対応が求められます。
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