先日、HTML/CSSはプログラミングではないという記事を作成しました。
ただし、その延長線上にプログラミングを据えることができる学習です。
HTML/CSSはマークアップ言語
先日の記事は次の通りです。
この記事の通り、HTML/CSSだけではプログラミング教育を実施したと言ってしまうとマズイと思います。
あくまでマークアップ言語です。
HTMLはWeb用の文章の骨組みを形作る言語、CSSはHTMLのデザインを整える言語だと言えます。
HTML/CSSの延長上にプログラミングを実装する
HTMLにJavaScriptを実装することで、フロントエンド的なプログラミング学習を実現できます。
ブラウザ上で動かすことで、console.logで結果を表示しているのとは実感が違います。
学校で実習をする際の設備投資や、ソフトウェアの準備なども難しく考えなくてもよいです。
ミニアプリを作ることで、プログラミングの基本を学びながら、それらがどのように動くのかを理解することができます。
ミニアプリを作るにはHTML/CSSが欲しい
となると、HTML/CSSの最低限の知識は必要になってきます。
デザインを整えるためにはCSSの知識も必要になってきます。
ただし、どちらも必要最低限で十分であり、Webコーディングできるレベルを求めるものではありません。
idやclassの知識をしっかり理解できれば、JavaScriptに関連させながらコーディングしていけます。
2~3時間程度を使ってHTML/CSSのコーディングを学習して、その先にJavaScriptをもっていくと、授業の流れが出来上がります。
まとめ
以前の記事でもHTML/CSSの学習を否定したつもりはありません。
「プログラミング教育」という観点からすると、そこで終わっては不十分ということです。
コーディング経験のない生徒にとっては、HTML/CSSでも四苦八苦することがあります。
正確に言語を記す練習として、いい勉強になると思います。
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